ごあいさつ
私は大正時代から続く大工工事を家業とする家に生まれ育ち、曾祖父、祖父、父が大工の棟梁という環境で幼少期から住宅に触れる機会に恵まれてきました。
社会人生活も現場での大工工事からスタートし、その経験を通じて「家を建てるなら大工さん」の時代から、お客様の選択肢が増える中で、設計に関わる法律や不動産業の知識の重要性を実感しました。宅建士の資格を取得した後、設計事務所で意匠設計・構造設計・法規のチェック、設計監理、工事管理など幅広い分野を学び、15~20年にわたり、実践的な経験を積んできました。
その後、営業職としてお客様の家づくりをあらゆる角度からサポートすることに重点を置き、保険やローンを見据えた資金計画の知識を習得する必要性を感じ、ファイナンシャルプランナーの資格を取得しました。これにより、お客様の現在の家計状況やご要望、今後の展望を考慮した適切なアドバイスを提供できるようになりました。
特に、家を建てるための資金計画や希望の間取りをお客様と一緒に考えることにやりがいを感じています。また、過去には金融事故を起こしたお客様が悩んでいる際に、状況を詳しく聞き、借り入れができる状況を作り出した経験もあります。さらに、ご両親に家を建てることを言い出せないお客様とともに実家に伺い、話をまとめた経験もございます。
私が大切にしているのは、引き渡したあともお客様が安心して生活できるよう、維持費やローンなどが負担にならない設計や資金計画、仕様の選択です。これからもお客様にとって最適な家づくりをサポートし、長期的に満足いただけ提案を心がけてまいります。